空港から市内へ、公共交通機関整備網(1)

(C)2004STARLIGHT STUDIO/sbsTransit  ez linkカード

電車、バス、セブンイレブン共通で使えるシンガポール版Suica 「ez linkカード」



さて、空港から市内への移動ですが、国土の小さいシンガポール。国の端にある空港から、市内中心部までタクシーで25分、電車を使用しても30分、バスでも40分もあれば到着です。
ここでは公共交通機関である、電車に注目して話を進めたいと思います。
と、ここで電車と書いていますがこれは正確には表現の間違い。シンガポールには地上を走るいわゆる鉄道はありません。一部地上区間があるものの、主立った鉄道は全て地下鉄(MRT)になっています。と、いっても4路線だけですが。
チャンギエアから市内メインストリート「オーチャード」までは約40分、運賃は2ドル=約140円というところです。

・MRTのチケット
MRTのチケットは全てSuicaと同じICカードシステム。通常のキップもICカードになっているので1ドルのデポジット料金を取られ、降車駅で再び券売機にチケットを投入すると1ドルが戻ってくる仕組みになっています。もっとも、現地の人はいちいちそんなことをするのは面倒くさいので、まさしくSuicaと同じシステムの「ez linkカード」を使用しています。このカードはデポジットが5ドル、料金が10ドルはいって15ドルでの販売となっていて、使用方法はSuicaなどと全く同じ。
さらにSuicaよりスゴ移転としてはこのMRTのほか郊外を走るローカルモノレールLRTや国内全域を走るバス3社、さらにはセブンイレブンでの支払にも使えると言うこと。いやいや、なかなか凄いことですよ。
日本でもSuicaとJR西日本icocaの提携、パスネットサービスなど数社が協力しているものはありますが、国内の公共交通機関全てで共通して使えるというのはかなり画期的なカード。
このあたりも、突き進んだら止まらないいかにもシンガポールな結果かと思います。

・MRTに乗って
では、実際にMRTに乗ってみようということで、再び3枚の写真。
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写真はMRT NORTH−WEST線チャイナタウン駅及びハーバーフロント駅で撮影。
上2枚をご覧いただければ分かるとおり完全ホームドアです。それも東京地下鉄南北線に見られるような上部が開いているような半ホームドアではなく。100%密閉されています。このため電車が駅に侵入してきても全くホームは風が起こらないほど。これにはオドロキです。
下の写真は車両内を撮影したもの。車内の雰囲気はほぼ日本と同じようなものです。中吊り広告こそ無いものの、ドア周辺のステッカー広告や、液晶モニター垂れ流しCMなどはまさしく日本の電車と同じです。最大の相違点は座席でしょうかねぇ。日本のふかふかしたイスとは違い、ベンチのようなプラスチック製の座席です。でもまぁ、シンガポールのような熱帯地方の国ではこの方が衛生的でいいのかもしれませんが。。

ということで、今回はこの辺で。車内でのマナーについてや、バスについては次回以降の更新でさらに突っ込んでいきたいと思います。








(2004.08.25)
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