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ファンタジー小説の中ではおなじみの「剣と魔法の世界」、魔法の発動についてよく”うんちく”を語ってる作者がいますね、、妙に設定に凝っている作者とかでは「魔術師が呪文を唱えることで、暗黒世界の……」などなど、魔法発動について細かい伏線が張ってあったり。。
で、この本の舞台は現代。でも魔法です。。
魔術師が複雑な呪文を唱えて魔法が発動できたなら、現代はコンピューターに唱えさせればいいじゃん。コンピューターは莫大な回数同じ呪文を唱えることができるんだから、実は強力な魔術師では?
というのが、この本の設定。ふむ。。まぁ、分からなくはないけどね。。
SFの世界でも、単純作業をコンピューターに永遠とやらせ続けると、不思議な現象が! とかいう設定はよくあるので…。
この本の主人公「こよみ」は天然ボケなドジっ子。「自分を変えたい!」と思い立ち現代最強と言われる魔法使い、もとい最強のプログラマーといわれる美鎖へ弟子入りする。しかし、こよみの使えることのできた魔法はただ一つ!
「金だらい召還魔法」
……いきなりボケ大爆発です。
しかし、どんな強力な攻撃魔法も全て金だらいにコンバートしてしまうと言う、なんとも微妙な能力。。
その頃、ネットワーク魔術により各地で異変がおき始める。こよみの魔法習得はどうなるのか?ネットワークにおける魔法の異変とは??
ストーリー展開もテンポ良く、キャラキター設定、魔術の設定などが破綻していなく、読みやすい本だと思います。最近売れているシリーズで、続巻もかなり出てきているので、一度チェックしておくべき本でしょう。
(C)2003 桜坂洋/メディアワークス(2005.06.05)
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